看護師のスキルアップにつながる資格5選

看護師としての経験を積むにつれ「もっとスキルアップしたい」「優秀と思われたい」という思いが強くなってきます。スキルアップすれば、もっと自信を持って患者さんのケアにあたれますし、転職にも有利に働き、収入アップにもつながるでしょう。スキルアップをして優秀な看護師になるためには、資格取得が有効です。スキルアップにつながる資格の1つは「認定看護師」です。認定看護師は、特定分野における現場のスペシャリストで、特定の分野を広く、超深く極めます。認定看護師の分野は19種類あります。

認定看護師に似ていますが「専門看護師」もスキルアップにつながる資格です。専門看護師は、看護分野全体のスペシャリストで、特定の分野を深く極めます。認定看護師との違いは、研究や教育を行うことです。専門看護師の分野は14種です。「ナースプラクティショナー(診療看護師)」は、もともとはアメリカの資格制度。日本に導入されたのは平成20年です。現在は9校の大学院で養成教育が行われています。医療の初期知識、スキルを身につけ、一定の診療行為を行うことができる資格です。

より分野を絞って資格でスキルアップすることもできます。「呼吸ケア指導士」や「呼吸療法認定士」は、呼吸器科で活躍できる資格です。呼吸ケア指導士は、呼吸ケア学会に3年以上所属し、単位を取得すれば取れる資格なので、呼吸器科の看護師ならば取っておいて損はありません。呼吸療法認定士は、看護師として実務経験を2年以上の経験を積んでいれば受験できます。ただし、学会やセミナーにも出席する必要があります。